人口減少や地方の産業衰退などの社会問題が注目されるなか、
2015年度、地方創生策として各自治体でさまざまな取り組みが実施されました。
かすみがうら市では、霞ヶ浦サイクリングロードに多くの人が訪れることに着目。
継続的な交流人口の拡大を目指し、株式会社JTB関東、株式会社博報堂、株式会社ステッチの3社にて、
地域資源を活用したデイリー型のサイクリングプログラムの開発が行われました。
プログラムの開発を経て、事業を推進していくために、
かすみがうら市、筑波銀行、株式会社ステッチが出資し、
新たな事業体である「株式会社かすみがうらFC」を設立しました。
事業内容は、サイクリングプログラム、レストラン、マルシェ、6次産業事業の4事業。
各事業で、かすみがうら市の地域資源であるフルーツなどの農産物を活かし、
市の魅力を体験できる内容を考えています。
これまでの見るだけの観光ではなく、地域の魅力を体験することで、かすみがうら市の新たな地域価値創造につなげ、
交流人口の増大、産業化の実現、雇用の創出、将来的には移住・定住へとつなげていくことを目指します。